Monday, 8 December 2014

Tokyo Dandy Gentleman... vol.77

レジェンド、菊池武夫さん。

シルクハットに丸メガネ、
ダブルの背広のその下は
ヘンリーネックのサーマルとそして
インナーとしてのとっくりセーター。

着こなし、そのクリエイティブ。
実際最高だと思う。


Hello Mr.Takeo Kikuchi,
japanese legend designer 
after reception party of united arrows and suns.



***
ところであたしはこの間、
ギリシャの時代には
2つの時間の観念があったということをで読む。

クロノス、とカイロス。

前者はいわゆる今現代に普通に言われてる「時間」のことで
過去があって、今があって、未来がある、、、
という積み重ねられた時間を意味する。
いわば量的なもの。
過去は今さら変えられないし、
未来は現段階でハンドリングなんてやれる訳もなく。
つまりクロノス時間は、自分の力ではどうしようもないもの。


カイロス、後者はちょっと説明が難しいのだけど
私なりの答えは
「今、この瞬間に対して意識的にすごす時間」。

あたしたちは今この瞬間にも
昨日のことを悔やんだり、
明日のことを心配したり、
次にやるべきことを段取りしたり
頭の中は結構込み入っていて、
今目の前にあることに対して、案外そぞろに扱っている。

昨日のことを悔やんでも、今さら事実は変えることができないし
明日のことを心配したからといって、当たり前だけど明日が保証されることはない。

過去と未来は帰られない。ただ今この瞬間、カイロスの時間だけは
自分の力で動かすことができる。
つまり
今、この瞬間に何を大事に生きるのか、とりくむべきか、
集中すべきかは自分自身で選択ができるのだから。


選択と集中、その繰り返しがわが身に恥じず、
充実のあるものであれば、結果クロノスは豊かになる。


人生は有限だ。タイムリミットは日々近づいてる。
あたしたちは近い将来この世の中から消えている。


カイロスという概念を意識してすごす、ということ。
今やるべきことは何かを常に意識すること。

4 comments:

  1. I so wish we would have run in to Mr. Kikuchi on street while in Tokyo. So unfortunate.

    www.stylegonerogue.com (new post)

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