マニッシュ、であると同時にセクシーなマダム。
メイン会場のVIPラウンジ。
Mannish lady at Star lounge.
シドニーに行って学んだのは
洋服を着るにあたって、
もしくは欧米社会にあっては
「セクシー」というのは
大人になったら絶対必要条件なのだ、ということ。
どんなにファッショナブルであっても
「セクシー」の要素を入れ怠ると
「なんか違う、ちょっと惜しい」事になるらしい。
日本人の「侘びさび」が感覚的で
どうとしても今ひとつ説明しにくいように
「セクシー」もそういった観念みたいだ。
大体のところは理解できるのだけど、微妙なニュアンスの具合が
ちょっと分かり合えてない、というか。
ところで。
日本の大人の女の人(の少なくない数)が
「セクシー」という観念についてもて持て余してる。
頭では解っているのだけれど
これ見よがしの「セクシー」はちょっと気持ちにそぐわない、
「成熟」って言葉もなんだか今ひとつ楽しくない、というか
コンサバティブで触手がのびない。
頭と体と知識や経験はいっぱしに「大人の女性」であるのだけれど
「なりたい大人の女性の具体像」のピントが少しあわないままで。
欧米の「セクシー」のこの感覚的概念を消化して、
自分らしく(つまり日本人女性のメンタリティにそぐったかたちで)、
ファッションに取り入れ活かすことができたなら、
あまいピンボケしたイメージを抜けて
フォーカスがしっかり合った具体像が見えてくるのかもしれない。
セクシーの概念を、今一度考えることは
異文化を改めて理解する作業。
東京からニューヨークに引っ越してまさに直面しているお題です。一年経った今もいまだわからず。
ReplyDeleteボンダイから埼玉に戻ったら、セクシーさが最近ないねと言われました(笑)
ReplyDeleteセクシーさって、土地の空気感にも影響されるのですかね。