青山、コムデギャルソンの前は
最近のあたしのお気に入りの場所。
小さな神社が隣にあって、
時々にお参りをする人が立ち寄る。
(ところで彼らはとってもカジュアルに。
テイクアウトのコーヒーでも買いにいく位のカジュアルに
鳥居をくぐりお参りをする。
ここ青山における住人を見るにつけ
私は日本の持つ、本質的な丁寧に感じ入ったりしてしまう。)
彼に会ったのはそのお気に入りの神社の前。
He's collage student from Chiba,
stduying architecture and public work.
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コーチのTシャツだったりとか
フェンディのチャームがついたバックパックが
バーバリープロ―サムであったりするだとか、
彼の「ブランド」とよばれるものを選ぶ視点が
あたしは好きで、ついつい声をかけてしまう。
なんというか
既存のブランドイメージと
昨今のクリエイションがいい意味で
「おや?」ってギャップを感じさせる
ブランドたちを絶妙に選び取る
その嗅覚に
レンズが反応してしまったのだった。
'Today, I went around to see many architecture in Tokyo
with my erder.
I'm interested in public work to make a town,
so in future, I wanna work at big estate company,
I think.'
「コーチ、最近めっちゃいいですよね!
最近ぐっと良くなって、これは買っとかなって思って。
ファッション、めっちゃ好きなんです。」
関西なまりの言葉で彼はそう話してくれ。
ちょうど私も最近気になっているのが
コーチだったこともあって
あたしたちはひとしきりファッション談義でわぁわぁ盛り上がる。
初めて会った人なのに
まるで昔からの友達さながらに盛り上げれるその幸せといったら!
「好き」が共有できるって
改めてすごい事だとおもう。
(ところで特にこの秋冬のシリーズ!!
パンチのあるレザーと、もこもこしたファーの組み合わせの
コートだったり、そうそう!ふくらはぎ丈のブーツだったりが
なんとも素敵で。
※とりあえずリンクは
コレ!日本でもこのコレクションを
扱ってくれることを祈りつつ。)
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さて、青山のこの場所は、いい意味で「違和感」に囲まれている。
モードと、伝統。
沢山の海外からの観光客の人たちと、
昔ながらの住人と。
つつしみ深さとアヴァンギャルド。
変わりつつある街並みと、
(おそらく多分)時代を凌駕して
残るであろうこの神社。
初めて会った人にでさえも
「ファッション」という視点を通すと
急に距離感が縮まるところも。
これはお気に入りの場所での
お気に入りの一枚。